「フェルメール 光の王国展」京都祇園開催状況

2015年07月01日~08月31日に開催したフェルメール 光の王国展はこちらから>>>

「フェルメール 光の王国展」京都祇園開催状況

2015年7月1日~8月31日まで京都祇園で「フェルメール 光の王国展」が開催されました。

会場 外観 祇園甲部歌舞練場内 八坂倶楽部

フェルメール・センター・デルフトより提供を受けた画像素材を最新のデジタルリマスタリング技術によって、フェルメールが描いた当時の色調とテクスチャーを再創造したものを、原寸大で所蔵美術館と同様の額装を施して展示、フェルメール全37作品を「Re-create」(再創造)しました。
おかげさまで、多数の方に来ていただき、大盛況のうち、閉館しました。

会場 外観     
祇園甲部歌舞練場内 八坂倶楽部 


フェルメール光の王国展 京都祇園


「フェルメール光の王国展」 参加者の声

E・Hさんより

画像の説明

 京都で開催されました「フェルメール光の王国展」にて、初めてフェルメール作品を鑑賞させて頂きました。
 光の王国展では、リクリエイト技術によって全作品を年代順に観ることが出来るようになっており、また福岡先生の解説もとてもわかりやすく、フェルメールの描いた世界を丸ごと楽むことが出来ました。 例えば有名な一枚の絵を観て終わりではなく、作品の奥にある表現したかった世界まで感じることが出来るのは、リクリエイト作品ならではの素晴らしいところだなと思いました。
 また、今回は京都の伝統的な建物の中での開催で、趣のある日本庭園を背景に畳のお部屋でヨーロッパの文化を楽しむという、普段の絵画鑑賞とはまた違った楽しみ方が出来たのも良かったです。
 光の王国展ではフェルメール作品について知らなかった世界をたくさん知ることが出来ました。また他のリクリエイト作品展も是非行ってみたいと思います。ありがとうございました。



M.Y.さんより

画像の説明

 京都祇園の八坂倶楽部で開催されている、フェルメール光の王国展に、協力されている方との関係性もあり行ってきました。
フェルメールという画家は有名らしいけど全然知らなかったから楽しめるか疑問でしたが、いざリ・クリエイトされた絵を見てみると、これが実に興味深いものでした。
 近寄って見れることが一番楽しく、理由としては何枚か写真にあるように、現実世界を写真よりも写実的に現実を描写していると感じたからです。
 近寄らなければ浮き出ているように見えるコイン、カメラ越しには人の目に見える瞳、部屋に入った時にその部屋の電灯に照らされているかのような質感の家具や調度品、ガラスからの光の反射。
 なぜフェルメールが光の魔術師と言われるかについてわかったような気は確かにリ・クリエイトされた絵を見ていくことで感じました。
八坂倶楽部の中の中庭もライトアップされ非常に風情があり、庭園の中の苔の風合いはさも日本の原風景のような山野の風体を醸し出しおり、また訪れたいと思える場所でした。



H.H.さんより

画像の説明

先日京都の八坂倶楽部フェルメール光の王国展を見学させていただき 本当のフェルメールブルーの奥深い色を目に焼き付けさせていただきました。
有形文化財の木造二階建である日本の大正時代の華麗な建物や庭とのコラボレーションが、17世紀のウルトラマリンブルーを引き立てていました。
中庭のライトアップや、館内の照明そして深々とした質感すべてにおいて癒やされる生涯忘れることのできない素晴らしい体験をさせていただきました。
帰路につき フェルメールとは、いったいどのような人物だったのかなど調べたりあの青色は、どのような素材なのかなど
今迄の自分には、あまり考えられなかった行動をしていました。
浮き出て見えた作品の数々は、本当にいまでも感激しています。開催くださり本当にありがとうございました。